お子様も独立されたご夫婦にとって細かく仕切られた4DKの間取りはほぼ必要なく
主たる生活の場となる空間を快適にしたいというご希望をかなえました。
目指したのは古民家の和風旅館をイメージした癒しの空間でした。
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LD①
西側壁面に全長9mの収納スペースを設置、和紙に秋田蕗(フキ)を押したフスマを配し、収納中央部には大正期に作られた書院戸棚を配置し単調な収納部のアクセントとした
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LD②
マンション構造体の梁を古民家の大梁に見立て木目柄で仕上げ大正期の寄木欄間をダイニングテーブルにリニューアル
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寝室
昭和初期のはめ込み引戸を使用
欄間部には一刀彫りの松竹梅を配した
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トイレ
背面のアクセントとなる建具は奥様の手作り
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洗面
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キッチン
洗面所と動線を結び家事動線を短くした
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玄関ホール
明治期の帳場箪笥を玄関収納兼ディスプレイ台としてレセプション空間を演出 四季折々奥様が工夫を凝らした演出で来客をお出迎え